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2022年度における西武鉄道の3つの要素を軽く予想する

はじめに

先日2022年5月12日に西武ホールディングスが発表した2022年度3月期決算実績概要および「西武グループ中期経営計画(2021~2023年度)」の進捗という資料が公開されました。西武鉄道は昨今経営が厳しく、それを打破する為に様々な施策を行う模様です。

この記事では公開された資料を元に、個人的に注目している西武鉄道の3つの要素を軽く予想していきたいと思います。先ずは個人的に一番興味深い要素を見ていきます。

 

①サステナ車両で導入されそうな車両は?
 

この「サステナ車両の導入」は西武ホールディングス独自の呼称の車両で「無塗装車両」であり「VVVFインバーター制御などの特徴がある「他社からの譲渡車両」を定義した物と資料には記載がされています。

西武鉄道には上の写真の30000系や、新車の40000系などがサステナ車両と共通点が多くある車両と言えます。恐らくこの様な車両で車種を統一したいのでしょう。

西武多摩川線秩父線などにはVVVF制御ではない車両で運行されています。例えば上の写真の新101系は1979年に登場した車両(写真は多摩湖線だが既に撤退済み)で、最新の車両である40000系と比較すると環境負荷は大きな差異があるでしょう。

新宿・拝島線や池袋・狭山線などには2000系が数多く運用に就いています。先日旧2000系の8両編成が消滅したことが記憶に新しいですが、まだ2両編成と6両編成が残っています。また新2000系は数本廃車されていますが、2両から8両編成まで数多くの車両が現役です。上の写真の様に10両編成を組成し、朝ラッシュの優等運用にも入る主力車両となっています。

そんな西武鉄道が他社から車両を譲渡してまで古い車両を置き換えようとしています(流石に40000系と譲渡車両で全ての古い車両を置き換えるとは思えませんが)。

先ずはその「他社からの譲渡車両」がどの車両になるのかを予想していきたいと思います。

なお、どの車両かについての考えは「ほぼ予想」に近いと言うかそのものです。必ずそうなると言う信憑性は全くありません。仮に本当にそうなったとしてもたまたまです。

そこを理解したうえでの閲覧をお願い致します

 

 

先ず「サステナ車両」を導入する路線は何処か?これを考えた時に真っ先に出た路線が「西武多摩川線」でした。この路線は「武蔵境駅」から「是政駅」を結ぶ西武鉄道の他の路線と繋がっていない単独路線です。

使用車両は「新101系」の4連。検査などの際にはJR貨物の機関車にJR中央線とJR武蔵野線を経由して新秋津駅付近まで引っ張ってもらい、さらにそこから263Fと呼ばれる西武鉄道の機関車代わりの車両(なんとこの車両も新101系)に小手指車両基地まで引っ張ってもらいます。この動きがある際は、多摩川線に送り込む新101系も発生するので、計3編成の新101系が運行に使えなくなります。

話が少し逸れました。さて何故E233系を選んだかと言うと、単純に線路が繋がっている中央線の使用車両と同じであるからです。また青編成はワンマン運転対応工事が計画されています。青梅線の「青梅駅」から「奥多摩駅」の区間を想定していると思われますが、今後五日市線にも普及する可能性もありますし、これが西武多摩川線E233系化に関連がないとも言い切れません。

また先ほどの新秋津駅付近までの輸送ですが、西武多摩川線の車両がJRの車両になると、この手間が殆どなくなる筈です。

ですがこれが実現するとなると4両の青編成が4編成は減るため、車両が足りるのかと言う疑問が残ります。H編成を青編成に戻す手もありますが、出来ても1編成程度でしょう。そもそも西武鉄道の路線にE233系が入線出来るのかも不明です。個人的にはありそうでない部類に入ると思います。

 

JR東日本:209系2000・2100番台/209系3100番台
 

2022年度までに数本廃車が発生している209系2000・2100番台と2021年度で引退した209系3100番台。後車は2022年5月現在2編成共に廃車回送は行われていません。

2000・2100番台は機器更新を行っており、またトイレもあるので秩父線向けの車両ではあります。西武4000系は11本在籍しており仮に1本減らして10本導入するとしても数は揃います。先ほどのE233系同様に入線出来るのかは不明ですが。

3100番台に関しては八高線のワンマン工事に対応せずに引退してしまいました。また機器更新を行っていません。ワンマン化対応が出来ずに引退したとして考えると、可能性は低いでしょう。

※2022年5月21日(土)追記

2022年5月19日・20日に2本いる3100番台の内、ハエ72編成が郡山総合車両センターに入場しました。恐らく廃車になると思われます。

 

 

東急大井町線の新車導入が計画されており、置き換え対象と見られる9000系。かつて東横線を走行した車両であり、5050系などが池袋線で活躍していることを考えると、9000系西武線で活躍出来そうです。問題はこの車両が何時置き換わるのか。2023年度から新車がデビューしたとしても西武線に来るのはもう少し先になりそうです。個人的には①と②よりも有力な気がします。

他にも

などの車両も挙げられます。ですがそもそも大手私鉄が他社の車両を導入する事例は1975年デビューの名鉄3880系(元東急電鉄3700系)以来ありません。しかもその名鉄の事例は当時の輸送力不足を解消する為に行われているので、目的も違います。

 

また西武鉄道は2022年度に30両の西武40000系を導入すると発表しています。ですが今回元にした資料では「1227両」に削減するとの記載があり、現状の1267両+30両-1227両=70両廃車が出ると予想出来ます。恐らくこの70両に旧2000系が全て含まれていると思います。ですがそこに新101系全て(263F除く)を入れても数が足りないんですよね。仮に多摩川線は「サステナ車両」で全て置き換えるまでそのままとした場合、その代わりに廃車になるのは・・・新2000系の4連辺りでしょうか。

 

西武鉄道の新横浜入線はどうなるか?
 

次に西武鉄道の新横浜駅入線に注目します。2023年に開業が予定されている東急電鉄相模鉄道の直通運転ですが、東武鉄道は車両の乗り入れを行うことを明らかにしました。しかし西武鉄道は直通を一切行わないことになりました。これは西武グループ新横浜にある3つのビルを売却したこと相模鉄道に直通しない要因なのかもしれません。「横浜に行くなら現状のままで問題ない、新横浜に行くなら武蔵小杉駅辺りで対面にいる目黒線に乗ってくれ。」みたいな感じなのでしょうか。経営が今までの様に安定したら直通を行う可能性もありそうではありますが。

新横浜にはプリンスホテルもありますが、こちらは売却の情報はなさそうです(2022年5月現在)。プリンスホテルは資料からでもわかる通り非常に厳しい経営が続いています。電鉄系のホテルは運転台を部屋に置いたり、Nケージのジオラマを設置するなど部屋その物に価値を見出すプランが多くなってきており、個人的には非常に嬉しいことです。そーゆー部屋もっと流行れ流行れ!

・・・最初からウィークリーマンションでの利用も想定して作っているホテルは賢いなぁと思いました。

 

西武鉄道のダイヤで削減されそうな列車や路線は?
 

最後にダイヤに関してです。先ず真っ先に思い浮かんだのが「日中の特急小江戸号の廃止」でした。新宿線で運行されている特急「小江戸」ですが、日中は本当に人が乗っていません。各駅停車が通過待ちで駅で待たされた挙句、ガラガラの特急が爆音で通過する姿はある意味西武新宿線の名物風景でしょう。車両も池袋・秩父線で引退した10000系を使用しており、車両の置き換えの部分でも注目しています。ちなみに終点の本川越駅には既に001系が入線しており、特急用ホームが8両延伸用の想定をしていると聞くので001系化は無理ではなさそうです。

また狭山線秩父線(池袋線区間含む)などの乗客が少ない区間の減両・減便なども想定出来ます。個人的にはやや短めの両数でも、本数は多めなダイヤにして欲しいのですが人件費などを考えると厳しそうですね・・・。

 

おわりに
 

今回はここまでです。予想が難しく、今後どの様になるのか気になるところです。・・・4000系また乗りに行きてぇなぁ。

西武鉄道と同様に経営が厳しかった近畿日本鉄道は運賃値上げを実施しましたが、西武鉄道では車両の削減などで何とかそれを回避しようとする姿勢が見られます。運賃値上げは必ずしも悪ではありませんが、一先ずどの会社も経営が安定するのを願うばかりです。

なお念の為に一度記載しますが、

どの車両かについての考えは「ほぼ予想」に近い、と言うかそのものです。必ずそうなると言う信憑性は全くありません。仮に本当にそうなったとしてもたまたまです。

他の項目での予想も同一ですのでよろしくお願いします

※車両面のやり繰りなどで問い合わせを行うのは、絶対にやめましょう。

それでわ!

【参考資料:2022年5月12・13日閲覧】
  • 2022年度3月期決算実績概要および「西武グループ中期経営計画(2021~2023年度)」の進捗
  • 西武鉄道 2022年度 鉄道事業設備投資計画 安全対策、サービス向上、環境対策などに総額245億円
  • 知識の倉 別館(様) 西武鉄道 編成表のページ
 
※当ブログで扱う写真は全て私が撮影したものです。顔が認識出来る部分は加工を行っています。ご了承ください。

 

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