大根Pスープの徒然なんちゃら

A列車で行こうや鉄道模型などを好む大根人のブログ

10年前に撮った常磐緩行線・千代田線の写真を振り返る

はじめに

10年前と言えば2012年。首都圏で活躍していた国鉄形の車両が急速に消えていた時期でした。生まれは民営化後が大多数な205系も、この1年後の2013年から埼京線E233系が導入され、数を急速に減らし始めました。

さてこの記事では10年前と11年以上前に撮影したJR常磐緩行線」「東京メトロ千代田線」の写真を振り返っていきます。なお前者では常磐線」で活躍した2種類の特急車両も紹介します。それではいってみよう。

 

203系

我孫子駅に停車する203系

203系は1982年に登場した車両で2011年の9月に引退した車両です。当時私は201系と同じサイリスタチョッパ制御のこの車両に乗りたくて何度も常磐線を訪問していました。

207系900番台には会うことが出来なかったものの当時の常磐線は後述する209系1000番台651系やメトロ6000系、16000系など本当に様々な車両に会えるかつての京葉線並に車種が豊富な路線でした。2022年現在もわりかし豊富なのは凄い。

 

203系の車内

203系のトップナンバー「マト51編成」の車番

203系と言えば客室から見えるドア。アルミ製の為他の車両とは違った雰囲気を放っていました。

またトップナンバーのマト51編成のみ、車番がプレートの上にエメラルドグリーンの印刷が施されている特殊な仕様となっています。当時レアだなと思いつつ撮影した記憶があるのですが、何故かこれだけ撮って満足。209系は車番の全部を撮影。逆じゃない?

 

209系1000番台は1999年に登場した車両で現在は中央線快速で2編成が活躍しています。この車両は個人的にかなり思い出がある車両です。203系がいた頃の印象は「たまに来る東西線にいそうなやつ」でしたが・・・。

 

松戸駅に入線する取手行きのE233系2000番台

E233系2000番台は2009年に登場した車両で、暫く2編成のみの増備にとどまっていました。しかし2010年夏頃から増備が再開され、2011年9月には203系の置き換えが完了していました。

2022年現在に至るまでライトの変更や行き先表示のROMが変わるなど細かい部分で変化が生じています。

奥に見える新京成線の8800形の旧塗装も懐かしいですね。

 

ROM変更前のE233系2000番台の側面表示

2022年現在の常磐緩行線E233系は側面表示に種別が追加されている様ですね。E233系が「急行」や「準急」表示を出しているのは今もちょっと違和感があります。

 

485系 K60編成

松戸駅に入線するK60編成

485系K60編成は2002年に勝田車両センターに転属し、2013年1月に引退した車両です。常磐線だけでなく中央線快速や東海道線などでも様々な運用に就いていました。1500番台特有の上部の2つのライトが特徴です。

この車両は見る機会はそこそこありましたがあまり撮影出来なかった車両でした。特にK60編成の相棒(?)であったK40編成は1回しか撮影の機会がありませんでした・・・。

 

651系0番台

金町駅の横を通過する651系0番台

651系0番台は1988年に登場した車両で「スーパーひたち」や「フレッシュひたち」で活躍していました。

当時は待ってれば確実に来る車両でした。当時も来たら取り合えず撮るの概念だったので何枚か写真はあります。今でも古さを感じない車両です。

未だに乗ったことがないので一度は乗ってみたい車両・・・。

 

金町駅手前のカーブを走行する東京メトロ6000系

東京メトロ6000系は1968年に登場した車両で千代田線からは2018年に引退しました。この車両も待っていれば来る車両でしたが、当時の私は16000系狙いだったので個人的にはハズレの感覚でした。今思うと来る車両にアタリもハズレもないと思うのですがね。

 

幕車のメトロ6000系もたまに遭遇することが出来た

メトロ6000系の車番

メトロ6000系は時たま行き先表示が幕の車両に出会うことがありました。東京メトロの幕を使用した車両は、この記事投稿日時の2022年8月26日をもって引退する「丸の内線02系80番台」をもって全て引退しています(方南町支線用の3両編成の02系です)。03系や05系などでも見ることはありましたが、とうとう消滅とは・・・。

車番はメトロ7000系、8000系と似た感じですね。7000系だけ文字が路線のカラーと異なっていますが。

 

メトロ6000系の車内 クハ6116から代々木上原方向を見る

メトロ6000系の車内 クハ6116から取手方向を見る

あーだこーだ言っておきながら結構細部の写真があるのがメトロ6000系です。車内はTの字の貫通扉のない空間や、やたら小さい窓が目立ちます。椅子がフッカフカで快適ではありましたが、ちょっと椅子が硬くても独特な音を奏でるメトロ16000系ばかり乗っていました。

 

小田急線を走行する06系

東京メトロ06系は1992年に登場した車両で2015年に引退しました。何度か見ることはあっても乗る機会がないまま引退してしまった車両でした。

常磐線では1回も見たことがなく、撮影機会も2・3回しかありませんでした。この記事を書くにあたって車内の写真を見ましたが、青色の座席だったんですね・・・。

 

金町駅手前のカーブでE531系に被られる16000系

東京メトロ16000系は2010年に登場した車両です。2015年から製造された4次車からは様々な面で仕様が異なります。

当時この車両に乗った時の印象は「綺麗」でした。車内が今まで乗った車両の中でトップクラスにお洒落で綺麗。そして独特な音を奏でるPMSMに大きなLCD・・・。デザインも秀逸で常磐線と千代田線に乗る時はこの車両に乗り、撮ることが目標でもありました。

 

ローレル賞受賞記念のマーク

ローレル賞受賞記念の側面のマーク

メトロ16000系は2011年にローレル賞を受賞。その為全編成で上記の写真の様な装飾が施されました。確か1年ぐらいこのままだった気がする。

 

16000系の側面表示①

16000系の側面表示②

16000系の側面表示もE233系2000番台と同様に更新が行われています。上記写真の明治神宮前」単体の表示は現在も出来るのでしょうか?

それにしても種別と行き先の部分って色に差異があるんですね。

 

北綾瀬支線で活躍していた5000系

東京メトロ5000系は1964年に登場し、北綾瀬支線では1999年に導入、2014年に引退した車両です。メトロ6000系ハイフン車と共に活躍していた車両で、綾瀬駅でよく目撃していました。

こんな古い車両が未だに現役なのかぁと当時思っていましたが、何時の間にか05系に変わっていました。

 

おわりに

E233系2000番台と並ぶE531

回はここまでです。常磐緩行線東京メトロ千代田線はかなり通った路線ではありましたが、ここ数年は全く訪問していません。E531系のグリーン車や16000系など乗りたい車両もかなりいますし、今後のんびりと訪問したいところです。

自分が撮影した写真に10年以上前の物が現れる。この感覚は何とも言い表せない事実ではありますが、今後はどの様な感情になるのかも少し楽しみな部分がありますね。

 

それでわ!

 

 

※当ブログで扱う写真は全て私が撮影したものです。顔が認識出来る部分は加工を行っています。ご了承ください。また、画像の無断転載はおやめください。

 

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