今回は発売から2週間が経過した「A列車で行こう ひろがる観光計画(Steam版)」の感想を色々書いていこうと思います。
Steam版最大の特徴はやはりグラフィックの良さと動作の軽さでしょう。使用するPCにもよりますが、グラフィックボードを搭載したPCなら2つの特徴を両立してゲームを楽しめます。また高品質テクスチャが使えませんが、内蔵グラフィックスのPCでも楽しめる部分も強みですね。
なお、ひろがるA列車は既に「A列車で行こう はじまる観光計画」をお持ちの場合は有償DLCを購入するだけでプレイすることが可能になります。逆にお持ちでない場合は本体とセットになった商品を購入してくださいね。
※2023年3月17日~3月24日の期間は本体とセットになったSteam版の「ひろがるA列車」が30%オフ!
ひろがるA列車で追加されたフォトモードはSwitch版と同様に様々な写真を撮影することが出来ます。Switch版では画質が綺麗でしたが動作がちょっと重いです。しかしSteam版では上の画像の様に!もっと綺麗な写真を動作にそこまで悩むことなく撮影することが出来ます。
上の画像の「CTA5000形」は光沢ステッカーを使用した再現車両なのですが、Steam版のフォトモードはこの光沢ステッカーの光り方が最高なんです。もう光り方が最高!テカり方が良い!暫く作る車両全部光沢ステッカーにしようかな?と思うほど!最高!
もし光沢ステッカーを使用したことがない方は是非お試しください!
ちなみに光沢ステッカーに関する参考記事はこちら
鉄道写真では外せない編成写真もひろがるA列車では撮影可能。Steam版のグラフィックで思い描いた1枚を撮影出来ます。これがゲーム内の機能だけで出来るって凄いのだ。
またひろがるA列車ではライセンス(実在)車両が実装。Switch版と車種に差異はありませんが細かい文字や表記が鮮明に見える様になりました。なのでフォトモードで撮影すると良さ倍増!例えばキハ261系の場合だと運転席下の編成番号がくっきり見えたり・・・
富士山ビュー特急の文字やロゴが鮮明になりました。勿論フォトモードでなくてもこの特徴はわかります。こう言った細かい部分もSteam版仕様で鮮明になっているところが良いですね。
N700Sもライセンス車両として実装されており、こちらもロゴやJRマークが綺麗に表現されています。新幹線が来るとめっちゃテンション上がります。架線の表現や新幹線用のホーム表現など見どころが多いんですよね。
また乗客が自由席に座れずデッキで立ち席を選択する姿も表げ・・・もっと奥詰められそう(実は車内がロングシート表現)。
勿論フォトモードでは街並も綺麗に撮れます。そしてたまにやってくるUFOも例外ではありません。UFOのメタリックな感じがよくわかります。ただこのゲームのUFOは意外と意識していないと見逃してしまうんですよね。ちなみにUFOを直接呼んで鍋の中に入れて出汁をとることは出来ません。
この様な要素があるのでこのゲームは空にも注目したくなりますよ。
次に追加された新たな建物について。こちらもSwitch版と種類に差はありませんが、グラフィックに関してはライセンス車両などと同様にもっと綺麗です。
例えば遊覧船乗り場。 Switch版では看板の文字が潰れてよく見えませんでしたが、Steam版ではくっきり見えます。水の表現も非常に実感的。船も造形も良いですよね。
記念館も石に掘られた文字がはっきり見えます。そして・・・
記念館の裏側にある自販機やベンチ、出入口もしっかりくっきり表現。こーゆー作りこみが好きなのだ。
意外と自販機が併設されている建物ってありませんよね。と言うか自販機だけ道路や建物、駅のホームなどの色々な場所に設置出来ると超嬉しいなぁ。
この様に建物でもグラフィックの良さが目立ちます。追加された建物はどれも魅力が凄いんですが大体観光地認定されてしまうのがちょっと惜しい。まぁ他に観光地を作りまくれば良い話ではありますが(?)
Steam版ではマップ配布と設計図共有が気軽に出来ます。その理由は「無料で出来るから」!Switch版では「Nintendo Switch Online」に加入しなければどちらも行えませんが、Steam版では一切不要。勿論ダウンロードも無料です。
ですがマップに関してはもそこまで数が多くない状況なのが弱点。逆に言えば見つけてもらいやすい状況・・・なのかもしれませんが。
もし他の社長が作ったマップや車両も気軽に楽しみたい!と言う方は個人的にはSteam版をお勧めします。どちらも数が多い方が良い!と言う方はSwitch版ですね。
ここからは欠点について取り上げていきます。
①高品質テクスチャのステッカーズレ
グラフィックボードのあるPCだとこれをONにすることが出来ます。さらにグラフィックが良くなる・・・のですがこのテクスチャをOFFの時にプラン「列車開発」で作成した車両のステッカーがONにした際にズレる現象が確認されています。ひろがるA列車発売前からある現象ですが、2023年3月現在も改善はされていません。仕様なのかもしれませんが。
②Switch版・MOBILE版との互換はない
こちらも①と同様にひろがるA列車発売前からの仕様ではありますが、変化はありません。Steam版ではマップ配布と設計図共有が無料で出来る時点で互換に関してはずっとこのままだと思います。
③モニターが真っ黒になる
①の高品質テクスチャをONからOFFにする、設計図共有車両をアップロードした後などに画面をフルスクリーンから可変ウィンドウに変更した後にモニターが真っ黒になる現象を確認しています。何か重い動作を行った後に起こりやすいのかもしれません。
もしモニターが真っ黒になった場合は別のモニターを繋いでそこからひろがるA列車を終了するのが良いでしょう。もしモニターを繋げない、もしくは所有していない場合は電源ボタンを長押しして再起動するしかないでしょう。
※なお③の情報は2023年3月現在の情報です。また再起動などでPCに故障などが発生した場合は私は責任を負いかねますので、自己責任でお願い致します。
今回はここまでです。基本的な部分はSwitch版と変わりはありませんが、何度も書いた様にグラフィックの良さ、動作の軽さが一番の特徴でしょう。マップ配布と設計図共有・それらのダウンロードが無料の点も特徴の1つと言えますね。
PCでプレイすると体勢が固定されてしまいますが非常に満足感のある開発を行うことが出来ました。そしてやっぱりフォトモードが超楽しい。編成写真も風景写真も色々撮り放題!
もしどっちを買えば良い?と聞かれたのなら私はSteam版を選ぶ・・・のですがPCを購入する所からスタートすると高額になるので、PCを持っていない人はSwitch版の方をお勧めします。Steam Dackを購入するのもアリですが結局値段が高くなるのがなぁ。
さてここからは告知です。2023年3月現在、ひろがるA列車では「シナリオコンテスト」が開催されています。発表の前日に何かSteam版でマップ配布してぇなぁと思っていたところなのでタイミングが良い!・・・ですが私はあまりシナリオマップを作ったことがありません。ノウハウが・・・わからない・・・!のだあああああああああああ!
そこで2つマップを作ることにしました。1つはテストも兼ねたマップを、もう1つは私の好きな要素を詰めたマップにしようと計画中です(どちらもSteam版です)。現在前者の開発が進行中。先日そのマップ用の鉄道車両も完成しました。
光沢ステッカーを使用したオリジナル車両「P2005系」です。2ドアの普通なのに素体が通勤兼用近郊列車とちょっとチグハグな感じにしてみました。また側面にはコルゲートも表現。
このテストを兼ねたマップは遅くても2023年4月上旬には出したいなと思います。是非そのマップの感想やアドバイスなどを聞きたいので、ダウンロードしてプレイした方はよろしくお願い致します!
2023年3月30日追記:予定を変更してシナリオコンテスト向けのマップを新規で作ることにしました。詳細は4月の進捗記事で書こうと思います(多分)。
湿布!アイマスク!また力を借りるぞ!
それでわ!
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