今回は先日Steamで発売された「(早期アクセス版)JR EAST Train Simulator」について記事を書いていきます。このゲームはなんとJR東日本でも実際に使われているシミュレータの様で、PCへの要求スペックはそれなりに高いです。ですがその分リアルな鉄道の運転を楽しむことが出来ます。
音楽館と言えば「Train Simulator」シリーズと連想する方もいるのではないでしょうか?この「JR EAST Train Simulator」も開発に音楽館が携わっており、この時点でクオリティが高いことがわかります。凄い安心感。
私も「Train Simulator」は少しではありますが触れたことがあります。PS2で発売された「Train Simulator+電車でGO! 東京急行編」をプレイしたことがあり、このゲームではまだみなとみらい線が開業前でした。田園都市線や大井町線なども運転出来、様々な車両を見ることが出来ました。しかし当時の私は東急線は全く馴染みがなかったので8500系や9000系が同じ車両にしか見えませんでした()
本格的にハマってきた所でPS2がアボーンしてしまい未だにソフトはあるけどゲーム機がない状態です。PCでプレイ出来る様にならないかなぁ。
話を「JR EAST Train Simulator」に戻します。このゲームで運転出来る路線は2つあります(2022年9月21日現在)。その路線は上の画像2枚からわかる様に「京浜東北線」と「八高線(非電化区間)」です。前者は大宮~南浦和駅間が、後者は高崎~群馬藤岡駅間が運転出来ます。やや中途半端な気がしますがまだ早期アクセス版ですので、今後延伸していくのだと予想します。
京浜東北線ではちょっとした運転方法を試してみました。それは速度計隠しです。このゲームは映像の見え方を切り替えられるので全区間で速度計を隠し、たまに現在の速度を当てながら走行していました。オーバーランするわ速度超過するわの連続かな・・・と思っていましたがそんなこともなく、速度も意外と当たっていたので驚きました()次は残り距離を隠してやってみようかな。
八高線では色々と発見がありました。今まで高崎~倉賀野駅間は高崎線用の線路と八高線用の線路が並んでいると思っていましたが共用だったんですね・・・。何時八高線の線路が出るのかわからず、いきなり出てきたポイントで速度超過をやらかしました。下り勾配でしかも曲線の先に35キロはキツイって!
後は操作する車両の差異ですね。E233系とキハ110系では色々な差異があります。実車なら当然と思えますが、それをゲームに上手く落とし込めていると思いました。
近年明らかに「鉄道を運転するゲーム」が増えたと感じます。2022年だけに対象を絞っても先ず6月には「鉄道にっぽん!路線たび 叡山電鉄編」のSteam版が、8月には同じく鉄たびシリーズの「鉄道にっぽん!路線たび 明知鉄道編」、9月には先ほど紹介した「JR EAST Train Simulator」、そして12月にはまたまた鉄たびシリーズの「鉄道にっぽん!Real Pro 名古屋鉄道編」と今年だけで4種類も増加することになります(「鉄たび」シリーズばっかのツッコミはなしで)。またシミュレーションの範囲を広くすると「A列車で行こう ひろがる観光ライン」も含まれます。
鉄道を軸としたゲームが増えているのは昨今の情勢も関係しているのかもしれません。それでも一時期殆ど出なかった鉄道のゲームが数多く発売されているのは非常に嬉しいことです。この勢いに乗ってPS初代とPCでプレイ出来た「電車でGo!プロフェッショナル編」などの復刻などにも期待したいところです。
今回はここまでです。「JR EAST Train Simulator」はまだ早期アクセス版ですのでモニターのFPSによって速度が大きく変わってしまうなどの仕様がありますが、完全体になる頃はどの様なゲームになっているか楽しみですね。シミュレータではあるので仕方のない部分はあるとは思いますが、もう少しゲーム的な要素(例えば全区間走破時の採点など)や初心者向けの運転の手引きみたいなガイド(現状であるガイドよりも情報量が多い物)があっても良いのではと思います。
こうピッタリ停まれると嬉しいですよね。
それでは!
2022年9月21日現在の最新動画です。「早期アクセス版:JR EAST Train Simulator」で各種リフレッシュレートの比較を行ってみました!
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