先日ノスタルジック鉄道コレクション(以下ノス鉄)第3弾が発売され、そのラインラップの中に超良い形の機関車がいるので早速購入。しかし何を牽引させようかと迷っていたところ、かなり前にBトレで客車を何両か購入したことを思い出したのでそれらを活用することにしました。
用意したのは2015年に発売されたトーマスセットのアニーとクララベル・・・風のオハ47とスハフ42。トーマス自体はN化出来ない構造だったので活用方法がなく眠っていました。発売から7年経過した2022年、アニーとクララベルにはトーマスではなくノス鉄の機関車の客車となってもらいます。
なお以下で紹介する加工を行う際は、必ず破損や工具や細かい部品の取り扱いなどに注意しつつ、自己責任で行ってください。
N化するだけならKATOから発売されている台車を付けて終了ですが、ノス鉄は二軸の車両ばかり。なのでBトレ側も二軸とすることにしたのですが、KATOやバンダイから発売されているN化パーツにはその様な物がないので何処からか調達しなければなりません。
そこで思いついたのがKATOの意外と大きいワムハチ。2022年9月現在では旧製品となってしまったこの車両の下回りを使ってN化していこうと思います。
作業開始。先ずはワムハチを分解し下回りだけの状態にします。終了です。
ちなみに上の写真の様に車体の中央部分に両面テープを少し貼っておくとBトレの車体とキャストオフする可能性が低くなります。
Bトレ側の加工はワムハチの下回りと干渉する部分をカットしていく作業が続きます。なおオハ47とスハフ42は写真を撮る前に加工を済ませてしまったので、同じBトレのマニ37を使って説明をしていきます。
先ず窓ガラスのパーツは窓部分の真下を全てカットします。このパーツは車両の窓部分が折れたり白くなると目立つので慎重に作業しましょう。
車体と妻面側は下部分の突起をカットします。妻面に関しては組み立てる際に下側が浮いてしまうので接着剤で固定することをお勧めします。
カット作業が完了したら組み立てて箱の形にします。そして床下と組み合わせれば完成・・・なのですがマニ37は車体に厚みがある為、少し歪な形になってしまいます。少しヤスリで削りましたが、かなり削らないと歪な形でなくするのは厳しそうです。
本題のオハ47とスハフ42ですが、マニ37程厚みがないので問題なくハマります。車高に関してもピッタリで中々実感的です。
完成したオハ47とオハフ42を連結してみました。EB525形のパンタグラフはKATOのPS14(品番:11-401)を使用しました。元々の台座が黒くゴツいのでかなり似合っていると思います。
客車は車番を貼っていなかったので、私の架空車両ではお馴染み(?)の名鉄の余ったインレタを活用してみました。今回は名鉄5300/5700系の余った車番をそのまま貼り付けてみました。オハ47を改造して出来た「ハ5454形」と・・・
スハフ42を改造して出来た「ハフ5805形」の2両がEB525形のお供となります。
なおこれらの車両の床下は先ほども記載しましたが、両面テープを貼った以外に何もしていないので元のワムハチに戻して走らせることも可能です。つまりその時の気分でEB525形にワムか客車の好きな方を牽引させることが出来ます。
KATOが発売しているBトレ用の台車を装備した客車と今回用意した客車比較してみました。前車の方が若干車高が高いですが、連結するには問題ないかと思います。そもそも上の写真の状態ではカプラーが違うので連結出来ませんが・・・。
今回はここまでです。まだカプラーがアーノルドのままですので、動力を用意したら変えてあげたいですね。
なお今回は下回りに旧製品のワムハチを使用しましたが、リニューアル後のワムハチでも代用は出来そうでした。ただ形状と重りが下回りに設置されていることを考えると旧製品の方が使用するにはベストかなと思います(厚みのあるマニ37はリニューアル後の下回りでも少し歪な形になってしまいました)。
EB525形はBトレを牽引するだけでなく、Nスケールの客車の入替用機関車としても活躍出来るのではないかと思います。旧客や寝台特急を入れ替えたり、たまには貨車と客車を混ぜて走ったりと架空だからこそ色々と気軽に遊べる魅力があると思います。
単行で長いホームをかっ飛ばして通過する姿も案外似合うのかも?
それでは!
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