いよいよ開通する北海道新幹線。新幹線需要により街にどの様な恩恵が齎されるのか気になりますが、今回はその北海道新幹線開通により引退予定のカシオペアが発着する上野駅を軸に話を展開するつもり。
上野駅は数年前から何度か写真を撮りに行ってた。何狙いで行ってたかは記憶にないけれども多分北斗星狙いだったと思う。当時は撮影者なんてまあまあいるぐらいでノンビリした感じだった筈。来るまで211系の通勤快速や、651系・185系を撮ったり今は亡き13番線近くのラーメン屋でラーメン食ってたりしてたｗ
最近鐡cコイン収集に嵌って何度か13番線に足を運んだけど、潰れたラーメン屋の名前がうっすら見えて物悲しくなった。なんで潰れたんだろう・・・。
なんだかんだで185系も651系も所属や塗装が変わっても13番線辺り一帯に姿を現すのはちょっぴり嬉しい。上の写真もカシオペア待ちの時間を有効活用して撮ってみた。沿線に出るのも一つの手だけれども、「あゝ上野」の発車メロディーを聴きたいが為に上野駅で済ませちゃいます。
後はこんな写真を撮りたいのも理由の一つ。寝台特急と名乗る訳ですからその中で過ごす飯や日用品が必要となる訳です。終点に到着した電車から生活感溢れる物が沢山出てくるのは寝台特急ぐらいなんじゃないでしょうかね。今じゃ食堂車なんて知らない人も多いらしいし、こんなシーンは収めておきたいと思うんですよ。
そういえば高崎線もよく最後尾の車両の一部が荷物車になってますよね。あれも生活感溢れてて好きです。ターレット（？）こんな名前だったような。これが上野駅のホームを走っている光景は見慣れない私にとっては興味深いものです。
今日はカシオペア下り最終日。多くの鉄道ファンの方が写真を撮りに来てた。13番線にこんなに撮り鉄が集う光景も残り少ないのでしょうかね？到着したカシオペアの牽引気は後藤の509号機。雨雫が涙に見えたという方もチラホラ見かけました。
そして回送となったカシオペアが警笛を鳴らし発車・・・と同時にクルーの方々が一礼。その後大きな拍手が沸き起こりる。かつて東北の玄関口であり、多くの人々・列車を見送った上野駅。最後のカシオペアとしての運用も無事に見送って欲しいものです。
上野東京ライン開通後の13番線一帯はあまり電車が来なくなり寂しさを感じます。特急専用ホームも改札がなくなり、今では普通電車の乗車位置案内があったのには驚いた。電車が来ない時には照明が落とされ煌々と自販機だけが輝いている・・・。昔の写真と比べてみるとかなり変わってしまったなと思わざるを得ない。カシオペアが廃止（と言ってもツアーか何かで走るみたいですが）となった後はどのようになってしまうのか。案外変わらない・・・のかも。
少し話は変わりますが、かつて上野駅に頻繁に顔を出していた583系が今日はわくわくドリーム号で走っていました。私的ですが583系が一番13番線一帯とマッチする車両だと思うんですよ。また何か臨時運用か何かで来ないかな・・・。
最後にラーメン屋が潰れるちょっと前に上野駅で撮影した写真を貼って終わります。カシオペアのラストランはテレビで見る感じかな・・・。
