わかりきってはいたことでしたが遂に185系がE257系に全て置き換えられる様です。
2021年3月のダイヤ改正によりサフィールを除く踊り子は全てE257系になるとJR東日本が2020年11月12日に発表しました。また湘南ライナーは特急「湘南」として生まれ変わることも発表されています。中央・青梅ライナーの様にこちらも特急となってしまいましたね。これで185系の定期運用は2021年3月のダイヤ改正をもって消滅となりそうです。
湘南ライナーはJR東日本が運行する特急電車では唯一窓が開く国鉄型特急で運行される車両でした。近年電車の窓を開ける動きが強まる中、この古さが逆に助かる・・・と言う方も少なからずいたのではないでしょうか。
この185系(写真上)を置き換えるE257系は元々中央線の「あずさ」「かいじ」などで2001年から運行開始した車両(写真真ん中)と、京葉線などで「さざなみ」「しおさい」「あやめ」などで2004年から運行していた車両(写真下左側)の二種類が存在します。どちらも民営化後の製造なので窓は開きませんが、車内設備は良くなっています。既に一部踊り子号がこのE257系になっているので知っている方もいるのではないでしょうか。
個人的にはこの185系は上野東京ライン開業前の試運転のイメージがあります。まだあの頃は東海道線にE217系もいたので(211系は引退してしまいましたが)並びも見ることも出来ました。そのE217系も12月から運行開始するE235系により置き換えが始まります。
185系はJR最後の鋼鉄車体最後の10連車両でもあり、1872年から始まった鉄道の歴史の中でもこの185系の引退は現在の鉄道を反映する大きなニュースとなるでしょう(ちなみに私鉄では西武9000系が最後だったりします。2020年11月12日現在、9103Fと9104Fの2本が活躍しています)。
定期運用消滅後も臨時列車やホリデー快速等で運用があるのか気になるところです。鉄道博物館に展示・・・は微妙なところですね。一応碓氷峠を越えた車両もいますし何処かで保存されても可笑しくはなさそうですが・・・。
次のダイヤ改正まで無事に走る抜けて欲しいものです。
それでは!
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