2001Fも2連も廃車になった西武旧2000系の今後を予想する

はじめに

2021年10月5日に西武新宿・拝島線で活躍していた旧2000系2001Fと2407Fが廃車になりました。2001Fに関してはデビューから44年が経過しており首都圏を走る鉄道車両の中でもかなり古い車両である上に、旧2000系の一部他編成が既に廃車になっていることもあり注目されていた車両でした。

残る旧2000系の8両編成は2007Fのみに

2001Fが廃車になったことにより、8両編成の旧2000系は2007Fのみとなりました。6連では2013Fなどが少し前に廃車となっており少しずつ廃車が進んでいた印象でした。新車の40000系が後何本導入されるかは不明ですが、早ければ2021年度中に8連は消滅しても不思議ではないと思います。所沢工場のプレートを掲げた車両も少しずつ減りますね・・・。

旧2000系の本数

2021年6月発売の「鉄道ファン大手私鉄車両ファイル」によると旧2000系8連は3本(2021年10月現在、2本廃車)、6連は3本、2連は9本(2021年10月現在、1本廃車)の体制でした。個人的に注目しているのは6連。6連は基本的に国分寺線か新宿・拝島線で2連か4連の2000系と連結して運用に入ります。6連では2027F以外は更新車(ここでは新2000系との仕様統一の為の更新後に行われた、2006年頃に行われたリニューアル工事を指す。)なのでこの編成も気が付いたら廃車になっていそうです。

西武国分寺線の使用車両はどうなる？

西武国分寺線は全ての列車を6連で運行しています。その為2連+4連などの連結している編成も運用に入ります。新2000系で統一することも可能だと思いますが、そもそも統一するメリットはあるのか？態々通り抜け出来ない2連+4連が毎日発生する様な運用にするのか？とあまり現実的ではありません。残る旧2000系3本が今後どの様な動きを見せるか気になるところです。

旧2000系だけでなく新2000系も含めての話になりますが、国分寺線は今後どの様な車両が導入されるのでしょうか？6000系が3000系の様に減車して国分寺線・新宿線直通用で導入されるのか。30000系幻の6連が登場するのか。20000系に関しては何故か減車せずずっとあのままな気もしますがどうなんでしょうかね？