大根Pスープの徒然なんちゃら

A列車で行こうや鉄道模型などを好む大根人のブログ

西武池袋・新宿線の電車の窓の開け方

西武線 窓①.JPG

この記事ではタイトル通りに西武池袋線(狭山線有楽町線含む)と新宿線(拝島線国分寺線含む)の車両の何処の窓が開くかを書きます。鉄オタじゃないから車両の見分け何てわからない・・・と言う方にもなるべくわかる様にしますのでご安心ください。なお、西武鉄道以外の首都圏を走る電車の窓の開け方についての記事もあるので気になる方はそちらも併せてご覧くださいね。

 

先ず西武鉄道には黄色い電車と黄色くない電車の2つに分けることが出来ます。また黄色くない電車も窓が開く箇所が多い車両と、少ない車両の2つに分けられます。つまり西武池袋・新宿線は3種類の電車がいることになります。黄色い電車は古い電車、黄色くない電車は新しい電車と考えて良いです。

ですが窓はそう変わらない物を採用しているので大きく分ければ窓は2種類しかないことになります。尚、特急電車については池袋・新宿線を含め全て窓が開かないので割愛します。それでは見ていきましょう。

 

黄色い電車①:2000系 西武2000系 ①.JPG 西武線 窓②.JPG 西武線 窓③.JPG

この黄色い電車の2000系は2種類の窓があります。真ん中の写真の窓は新宿線・拝島・国分寺線のみで見られます。下の写真の窓は池袋線狭山線新宿線拝島線国分寺線で見ることが出来ます。見た目は違いますが、開け方は同じで上にある出っ張りを両手で下げるだけです。半分程度まで開きます。

なお、電車と電車の連結面に窓がありますが一部開かない車両がいます。それ以外の窓は2000系なら車いすスペース以外にある窓ならほぼ開けることが出来ます(7人がけ座席背後の窓は確実に開きます)。この真ん中の写真の窓を採用する車両はこの2000系の一部のみであり、残りの2000系と他の車両の窓は全て下の写真の窓になります(例外もありますがここでは考えなくて良いです)。

尚、4月の一部期間中に国分寺西武遊園地間を結ぶ西武多摩湖線ではこの2000系を使用する電車がある様です(2022年8月現在は臨時電車を除いて、全て下記で紹介する9000系で運行されています)。

 

黄色い電車②:9000系 CIMG1132.JPG ※2021年4月現在この車両は西武池袋・狭山線から引退し、西武多摩湖線で活躍する車両になりました。

この電車は池袋・狭山線で見ることが出来ましたが、2022年現在は西武多摩湖線のみで見ることが出来ます。右側の赤とクリーム色の電車も9000系です。黄色い電車以外にも赤かったり青かったりする車両が運行されています。

この車両は先ほど紹介した2000系の一番下の写真と同じ窓ですので開け方も同じです。車いすスペースにある窓以外は全て開けることが出来ます。

次は黄色くない電車です。

 

黄色くない電車①:6000系

西武6000系 ①.JPG 西武線 窓④.jpg

この電車は黄色くない電車で唯一黄色い電車同様に車いすスペース以外の窓が開く電車です。新宿線拝島線池袋線狭山線有楽町線で見ることが出来ます。

地下鉄有楽町線副都心線直通の電車(新木場行きや元町・中華街行きなど)で銀色・灰色の車体に青いラインが入った車両なら間違いなくこの6000系です。

 

黄色くない電車②:20000系・30000系・40000系

西武20000系 ①.JPG 西武30000系①.JPG 西武①.JPG 30000系 窓.jpg

写真は上から20000系、30000系、40000系で一番下は30000系の窓です。これらの車両の窓は全て同じで開くのは長い6・7人がけ座席背後の窓だけ(40000系のみ座席指定列車の場合は二人がけ座席横の窓となる)で、開け方は他の車両と同じです。車両によっては窓は3分の1ぐらい開きます。新宿線拝島線池袋線狭山線と40000系のみ有楽町線でも見ることが出来ます。

40000系は「S-TRAIN」と「拝島ライナー」で使用される車両でたまに一般の電車に紛れて走っています(その際乗車する時は勿論別途必要な料金はありません)。20000系は銀色の車体に青いラインで上の6000系と似ていますが、新木場・元町中華街方面には行きません。

 

メトロ7000系 ①.JPG CIMG8173.JPG

東京メトロ東急電鉄の車両が西武池袋線を走っていますが窓の開け方は基本的に同じです。写真は東京メトロ7000系(写真上:2022年8月現在、この車両は引退しています)。40年選手の古い車両で未だに現役の扇風機が車内に設置されており、窓が小さいのが特徴です(写真下)。窓の開け方は西武の車両と同じです。7000系は7人掛けと3人掛けの背後にある窓が開閉し、車いすスペースにある窓は開きません。 なお、東急電鉄の車両は窓の形が違います(開け方は同じですが)。詳しくは一番最初に貼ったリンク先でご覧ください。

 

では纏めにいきます。

 

・西武池袋・新宿線の電車は3種類。黄色い電車と黄色くない電車があり黄色くない電車は窓が開く箇所が多い電車と少ない電車に分けられる。

・窓の種類は2種類だけと認識して良い。

西武線を走る特急電車は全て窓が開かない。ただし「S-TRAIN」と「拝島ライナー」は二人がけの席の横にある窓なら開けられる。

池袋線を走る東京メトロ東急電鉄の車両も窓の開け方は西武鉄道の車両と同じ。

・各窓の開け方は以下の図の通り。

 

西武線電車の窓の開け方①.png 西武線電車の窓の開け方②.png

上の図は長い6・7人掛けの座席背後にある窓を参考にしています。最近は運転士・車掌が窓を開けている様ですが、万が一窓を開ける時は上の図を参考にしてくださいね。

時に窓が硬くて開かない車両もありますが、その際は両手で力をもう一度込めて開けるか他の人に手伝ってもらうのも良いでしょう。また混雑した車内で開ける際は周りの人に一声かけると良いでしょう。日よけのブラインドが各車両にありますが、窓を開けてブラインドをするのは意味がない気もしますので・・・ブラインドを使用してそのまま乗車し、電車の終点に着いたらなるべくブラインドを元の位置に戻す様にした方が良いかもしれませんね。

出来れば窓が開く箇所が多い電車に乗りたい!と思った方は西武線アプリと言う西武鉄道公式アプリをダウンロードすると良いですよ。列車位置機能で何処に○○系がいるのかわかります。車いすスペースや遅延情報など色々と把握出来るので非常にお勧めです。

 

山手線 窓①.jpg 山手線 車内①.jpg

昨今の電車内では窓が開いた車両を見る機会が増えました。写真は山手線ですが、窓が開いたまま来る車両も少なからず見る様になりました。下の写真の様に電車が空いていれば気軽に窓も開けられますし一人で二席!なんてことも出来ますが・・・ラッシュ時ではそうもいきませんからねぇ。まだ窓が開いた電車が少ない路線も多い様ですし、暑さと寒さが微妙な今だからこそ空調だけに頼らず窓を開けることによって温度調整を行いつつ、車内換気もしていく必要があるのではないかと思います。

山手線で運行されているE235系も7人掛けの座席背後の窓だけ開く仕様の車両です。最新の車両なので空気清浄機も設置されていますが、窓が開いていなかったら出来れば開けて換気を行いたいですね。

 

西武30000系②.JPG

少しでも電車の車内を快適にしていきましょう。

 

それでは!

 

 

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