前回の西武池袋線編はこちら!
今回は前回からの続きで西武線の新宿線と国分寺線の駅近西友を紹介していきたいと思います。この西友記事では各店舗ごとにグループ分けをしているのですが現状では
Aグループ:高架下にある店舗
Bグループ:ほぼ西友ブランドで構成された店舗
Cグループ:ショッピングモールと化した店舗
Dグループ:ほぼ西友ブランドに100均を追加した店舗
Eグループ:CグループでもDグループでも何か違う店舗
この五グループが存在しています。今後追加する際にはアルファベット順に追加していきます。 先ず西武新宿線と国分寺線の簡単な紹介です。
西武新宿線は西武新宿~本川越を結ぶ鉄道路線です。2019年4月現在では拝島線と多摩湖線に直通する電車があります(といっても後者はほぼないに等しいですが)。国分寺線にも直通運転がありましたが現在は東村山駅の高架化工事の影響で休止しています。かつて東村山から新宿方は村山線と言う名で呼ばれていました。
国分寺線は国分寺~東村山を結ぶ鉄道路線です。元々は川越鉄道として建設され現在の中央線である甲武鉄道と直通運転を行っていたこともありました(飯田町駅まで走っていた様です)。2019年4月現在では西武園線のみ直通しています。
さてそんな西武新宿線・国分寺線にある西友ですが一部特例を入れると
高田馬場(SS02)
下井草(SS10)
上石神井(SS13)
田無(SS17)
花小金井(SS18)
小平(SS19)
久米川(SS20)
所沢(SS22)
新所沢(SS24)
西武国分寺線
国分寺(SK01)
計10店舗が該当します(ナンバリングは新宿線の西武新宿がSS01、国分寺線の国分寺がSK01でそこから数が増えます)。
ちなみに所沢に関しては池袋線での記事で紹介したので今回は省略です。ですので今回は9店舗の紹介になります。 一部特例に関してですがこれは高田馬場店になります。この店舗は駅近とはあまり言えませんがある理由により今回紹介することにしました。 では一店舗ずつ紹介していきましょう。先ずは新宿線からです。前回同様一部店舗は開店した年を書いておきます。
いきなり特例からの紹介です。
この店舗は2019年4月現在で最古の店舗と言われています。開店は1962年!57年もこの姿形でいた訳です。小変化とかは当然あるとは思いますが。一階は食料品で二階は暮らしのフロア。そして二階の床は学校でよくある木のタイルみたいな床です。
こんな感じのやつです!池袋線沿線では見られなかった古い床です。リニューアル前の所沢駅前店もこの床だったらしいですね。 しかしこの店舗は青い壁要素があることを考えるとリニューアルしたという扱いなのでしょうか?青い壁がある小手指店や中央線にある吉祥寺店などで青い壁を見ることが出来ますがどれもリニューアル工事をしたことがわかる内装です。しかしこの店舗ではその様な内装はこの青い壁ぐらいしか見ることが出来ません。
エスカレーターもエレベーターもない店舗なので判断材料が少ないこともあって判別が難しいです。 この古さが特例の理由でした。山手線沿線にこんな古い西友が隠れていたとは驚きでした・・・。
大店法プレートなし
西友下井草店(Bグループ):1967年開店
この店舗もBグループで二階の床は高田馬場店同様。二連続でこの床を引き当てるとテンション上がりますね。一階は生鮮食品で二階は食料品と日用品のフロア。高田馬場店を食料品に特化させた感じの店舗と言えるでしょう。
商店街の様な場所にありこの店舗がある南口には大きなスーパーはなし。訪れた時間の関係もありそうですが多くのお客で賑わっていました。エレベーターは東芝製で更新済み。エスカレーターはなし。開店は1967年で建て替えはなさそうなので所沢駅前店よりも古いことになります。
ここで訂正。前に隣の鷺ノ宮駅近くの西友が閉店したと書きましたが勘違いで沼袋駅と間違えていました。よって閉店したのは沼袋駅近くの西友となります。すみません・・・。
大店法プレートなし
駅直結三階建ての西友。一・二階は食料品を扱い二階の一部に日用品を、三階にファッションのフロアがありここに駅と繋がる出入口があります。この店舗は不思議な構造をしており上に行くほど売り場が狭くなっていきます。三階はかなり狭くレジに人が並ぶと駅から入りづらくなってしまいます。とにかく不思議な構造。エスカレーター・エレベーターなし。
1965年開店で建て替えはなさそう。新宿線沿線にはやたら古い西友が多いのですねぇ。 ちなみに上石神井駅は高架化が予定されているとのこと。もし本当に高架化になる場合この店舗も見納めになると考えられるので訪問したい方はお早めに。
大店法プレートなし
LIVIN田無店(Fグループ):1995年開店
LIVINの店舗はFグループとしておきます。現状西武線の駅近西友においてこのFグループに入るのはこの田無店ぐらいでしょうが・・・。北口の再開発により平成6年に開店し地下二階から地上六階までありアスタ専門店街と繋がっています。
田無店自体は1963年に開店しているので建て直してLIVINになったとわかりますね。また六階には市民ホールがあり再開発で出来た建物らしさが出ていますね。 尚この店舗にあった無印良品は2019年3月21日にリニューアルオープンしています。小手指店からは撤退しましたが田無店ではリニューアル・・・。やはり売上の問題なのでしょうか?
大店法プレートあり
何故か急行が停車する花小金井駅が最寄の店舗。丸い窓が特徴的。食料品は一階だけ。二階は日用品とセリアが、三階にはなんとヤマダ電機がいます。またこの店舗では屋上を開放しておりそのスペースをスポーツクラブが有効活用しています。ヤマダ電機が入っている、屋上を開放している西友は西武線沿線ではここだけ。その為グループ分けもここだけはよくわからないのでEグループ入り。
関係ないですが名前に小金井と付きますが小平市にあります。勿論駅も小平市にあります。
大店法プレートなし
西友小平店(Dグループ):1968年開店
一・二階は食料品、三階はくすりと化粧日用品のフロアで四階は100均のセリアが入るDグループの模範解答の様な店舗。1968年開店で建て替えはなさそう。エスカレーターは三菱のストレートボディで金文字。エレベーターはやや特殊で駅にある物の様な入口と出口が逆になる仕様。そもそもスーパーでこの仕様のエレベーターを採用してる店舗をあまり見ないのですが案外あったりするのですかね?
大店法プレートあり
西友久米川店(Cグループ):1973年開店
地下一階から地上7階まであるショッピングセンターと化した店舗。1966年開店ですが建物自体は違う模様なのでここでは上記通り1973年開店とします。食料品は地下一階と地上一階で扱い二階は日用品・クスリのフロア。そこから上は専門店のフロアになります。基本一つの階に一つの店が入る形式になりひばりヶ丘店とはやや違う構造。
2015年からこの様な形で再出発したがノジマは閉店し店内の配置も現在はやや異なる様子。西友の公式HPの専門店の表記も東京靴流通センターはないのですが東京靴流通センターのHPにはあるなどガバガバ。そう言えば訪問時にノジマが閉店したからか三階は閉まっていました。また四階にはしまむらがあるのですが公式HPにはバースデイがあることになっています。やや昔に訪問したのでまた変化したのか?再訪が必要な気がしてならない・・・。
ちなみに7階にはレストランがあります。西友の中のレストランで食事できる、しかも中華料理とは・・・。
大店法プレートあり
西友新所沢店(Dグループ):1971年開店
一・二階は食料品、二階にくすりと化粧日用品、三階にファッションと家庭用品で四階に100均のセリアと時計専門店・フィットネスがありDグループにしてはかなり詰め込まれている印象。
開店はなんと1959年!現在の建物は1971年に建設のことで超古参店舗と言えるでしょう。現存の建物だけで見ればやはり高田馬場店が最古ですが。
エスカレーターは小平店と同じく三菱のストレートボディで金文字。エレベーターは三菱製で更新済み。この店舗には五・六階がありますがこれは2010年に閉店した新所沢ボウルと言うボーリング場の跡地で現在は封鎖されています。直通するエレベーターも使用されていません。その五・六階部分の右端にガラス張りの部分がありますがここは何に使用されていたかはわかりません。恐らくカフェか何かのスペースであったのではと私は推測しています。
大店法プレートなし
地下一階から地上四階まである店舗。大き目の店舗ですが全て西友ブランドで貫く店舗。エスカレーターは三菱製丸ボディでメーカーのみ金文字。エレベーターは業務用の物を客用に改装した物で石神井公園店の様なレトロを感じる三菱製のエレベーター。
どちらも他の西友ではあまり見られない物ですね。何気に青い壁があるのでリニューアル済みとわかります。
最寄の国分寺駅はミーツ国分寺が開業し盛り上がりますが西友も相乗効果で盛り上がって欲しいものです。
大店法プレートあり
これで新宿線・国分寺線にある西友は全部です。池袋線と違ってBグループの西友が多く同じ会社とはいえかなり差異が出ましたね。LIVINは池袋線だと大泉学園駅が最寄の店舗がありますが、駅近とは言えないので西武線の駅近LIVINは実質田無店のみと言えるでしょう。
さて今回も各西友の駅からの距離を測ってみました(やっぱりGoogleマップで測定)。尚上石神井店と新所沢店は駅直結なので0mとします。
高田馬場店:300m
下井草店:110m
上石神井店:0m
田無店:110m
花小金井店:230m
小平店:25m
久米川店:40m
新所沢店:0m
国分寺店:210m
今回高田馬場店は駅近とせず特例扱いしたので緑線を引かずに緑文字にしました。特例を考えないのなら花小金井店がこの中で一番遠く、考えるのなら高田馬場店が一番遠いことになります。一番近い0mに関しては前回同様黄色線を引いています。
しかしこのGoogleマップで距離を測るのは少し適切ではない気もします。他に距離測定に良さそうなサイトがあればそっちで測定するのが良いかな。
ちなみに前回一番遠かったのは小手指店で250mですが花小金井店より遠く高田馬場より駅に近い結果になりました。駅近の定義をまだ書いてかったので今書きますが、駅からの距離を300m未満ということにしています。今後測定するサイト次第で高田馬場店が特例扱いでなくなるかもしれませんが現時点では300m未満であるので特例扱いとします。
最後に今回追加したFグループを追加した纏めを置いておきます。
Aグループ:高架下にある店舗
Bグループ:ほぼ西友ブランドで構成された店舗
Cグループ:ショッピングモールと化した店舗
Dグループ:ほぼ西友ブランドに100均を追加した店舗
Eグループ:CグループでもDグループでも何か違う店舗
Fグループ:LIVIN店舗
追加で昔は新宿・国分寺線の駅前にあったけど今は閉店した店舗を確認出来た店舗のみ書いておきます。
・沼袋店(新宿線:1964年開店)
※開店年は「食品スーパーマーケット年鑑」を参考
今回はこんな感じです。一応これで西武線駅近の西友はコンプリート・・・ではなく2017年に開店した西武拝島線東大和駅が最寄の西友東大和店だけが残っています。この店舗に関しては最近まで未訪問だったことに気付いておらず今後訪問する際にこの記事か別の記事に詳細を載せておきたいと考えています。オマケみたいな感じになるかな?
そう言えば西友花小金井店ではエスカレーターがフジテック製でした。たまーに出てくるフジテック製のエスカレーターはレア物感があって良いと思うんですよねぇ。 ちなみに今回の最初の画像は田無店でした。まぁ今回の記事の中でLIVINなのは田無店だけだしわかりやすいか・・・。
中央線快速編はこちら!
【ここからは関係ない話】
少し前に武蔵野線に乗車した際にメルヘンと呼ばれている(?)205系が来ました。久々に界磁添加励磁制御(かいじてんかれいじせいぎょ)の205系に乗ったな~と思いました。今やこれを採用した車両が走る線区は武蔵野線以外では相模線や南武支線・鶴見線など。
武蔵野線に関しては209系500番台やE231系0番台で置き換えが進行中。昔Yahoo知恵袋でよく見た置き換えに関する質問とその回答がそほぼ現実になったのには少し驚きました。南武線にはE231系が~とか言いつつE233系8000番台と青編成(中古車と見る者は少なくない)を改造した8500番台が導入されましたし。まだまだ増えるE233系。埼京線向けも相鉄線直通絡みでまた増えそうですね。
画像は府中本町で並ぶ南武線。今は快速の列番が4000番台になったのでやや違和感があります。M52編成は元ナハ6編成とナハ9編成のブレンド。ナハ9編成は運転席後ろ側の扉の窓がスモーク窓ガラスの編成だったけど今もその窓は健在なのでしょうか? 武蔵野線で府中本町~東京乗り倒したい気もするけど205系を狙わないと椅子の硬さで大変そうだ・・・。2時間もかかるのはある意味凄いw。むさしの号かしもうさ号乗り倒しの方が良さそうかな?
それでは~
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