久々のレストラン記事。今回は矢尾百貨店5階にあるレストランになります。所在地は埼玉県秩父市。無形文化遺産に登録された秩父夜祭りやジオパーク、C58を運行する秩父鉄道など観光対象が尽きない街にある矢尾百貨店ですが昭和を感じたい方にはピッタリの場所でもあります。
まずは本題の前に矢尾百貨店のマニアックなポイントを紹介しましょう。
ポイント①
屋上遊園地があります。どの機械も現役で今では殆ど消えていった昭和な要素を楽しむことが出来ます。写真左手方に西武秩父線の西武秩父駅があり、何となく止まっている車両が見えたりします。走行音は4000系などの古い車両ならよく聞こえます。
室内にも遊具がいくつかあり声変わりしないドラえもんや頭の交換が必要ないアンパンマンが今でも活躍しています。かつては古いクレーンゲームがあり懐かしいメロディを奏でていましたがいつの間にか撤去されていました。ですが後述する本題のレストランがある階にやや時代が止まったゲームコーナーがあるので此方で昭和を感じるのも良いでしょう。
ポイント②
古いエスカレータがあります。百貨店には古いエスカレーターがあるのはよくあることですが、嬉しいことにここにもあります。この矢尾百貨店は1749年創業の古い店です。1970年に現在の建物の一部が出来(かつてからあった建物を増床した可能性がありますが未確認です)、それから何度か増床や一部事業の移転を経て現在の形になります。恐らくこのエスカレーターがあるのは1975年頃の増床で設置された部分でしょうか?建物の中央部分に位置しており3階まで結んでいます。
尚、秩父鉄道秩父駅寄りの背が高い部分は1982年頃に増床されたと推測され、こちらにもエスカレーターがありますがやや新しさを感じます。エレベーターがあるのもこの部分ですね。
ポイント③
本題であるこのレストランがあることです。このカプチーナと言う店はヴィアグループが運営する店舗で秩父店を含め5店舗しかない上に秩父店のみメニューが異なった内容との表記がホームページにありました。またカプチーナの説明から和洋に力を入れていることがわかりますが・・・中華の表記がありません。秩父店では担々麺などの中華料理のメニューがあり、他でも扱っているかはわかりませんが少なくともこの秩父店では和洋中が楽しめる店であるのは間違いありません。
家族で入って個々で好きな物がジャンルを問わずに食べられるファミリーレストランらしい内容です。
秩父らしいご当地メニューもあります。写真はうどんとミニわらじかつ丼のセット。豚味噌丼もあります。この2つは秩父市内なら様々な場所で食すことが可能ですが敢えてこの店で注文し後述するデザートを頂きデパートに残る昭和を楽しむ何てのも良いかもしれません。
デザートにも要注目。カップにアイスとケーキが添えられた独特なメニューがあります。ケーキ以外にもティラミスやコーヒーゼリーなども存在しコンプリートを目指すとなるとかなり通わないといけませんw。カップにケーキを突っ込む発想・・・中々良いですね!他では中々見れないデザートではないかと思います。
以上秩父市にある矢尾百貨店上のレストラン、カプチーナの紹介でした。和洋中が食べられるファミリーレストランは貴重な存在となっていますし今後も発見次第積極的に利用したいものです。
ちなみにレシートには矢尾ファミリーデパート5F表記とあります。ファミリーデパートとかすっげぇ良い表記!今後ファミリーデパート何て名前の店出来るのか・・・?
先日山形市にある百貨店が自己破産申請を出したことにより話題になりました。地方だけでなく百貨店自体の転換期が来ているのだと思います。しかしショッピングセンター化などにより何処に行ってもあるチェーン店を並べるのはなんだかなぁと思います。
今後も百貨店の閉店は続くと思われます。地方は特に厳しいでしょう。ですが今なおある地方百貨店にはまだ知られていない、気づかれない魅力があると思います。例えば昭和を色濃く残す部分が多くあることが知られざる魅力ならば、古いデパートや百貨店にあるレストランが好き、エスカレーターやエレベーター、屋上遊園地、雰囲気・・・色々出てきます。1つ1つの物に対して好きな人は存在するでしょう。そう言った人たちがそんな素敵な場所に訪れ情報を色々な人々に発信すれば・・・流れが変わるのではないかと思いました。それだけ。
ここからはやや関係がある話(秩父関連だな)
先日西武鉄道のダイヤ改正が発表されました。池袋線特急のLaview統一や新宿線の(土日だけであまり意味がない気しかしない)快急復活など色々ありますがその中に4000系の運行範囲見直しがありました。なんと池袋発快急三峰口・長瀞行きと折り返しの急行池袋行きが廃止になり前者は飯能発の各停に、後者は飯能止まりの各停になります。
ホームドア設置等の動きにより前々から予想はされていたことではありますが・・・遂にきましたね。まぁ返しの急行池袋行きに関しては土休日の夕方に2ドア8両で運行していたので混雑が凄かったのも廃止の要因でしょう。名古屋辺りに2ドア4両で朝ラッシュに突っ込む赤い車両もいましたがよく2020年台まで残っていたものです。
夕方の池袋線急行池袋行きに就く4000系。10000系レッドアローと共に見納めになりそうです。回送で小手指まで走ったり52席の至福(4009F)で池袋駅に入線することもありますが4000系8連が池袋駅に入線する定期運用が消滅するのは間違いなさそうです。
そう言えば4000系8連の快急乗ったことはあるけどほぼ写真がなかった・・・。急行ばっかだ・・・。何故か各停池袋行きの写真があるし・・・。
それでは!
YoutubeでA列車で行こう3D/PCの解説動画、はじまるA列車のダイヤ解説動画などを投稿しています!良かったらチャンネル登録お願いします!