大根Pスープの徒然なんちゃら

A列車で行こうや鉄道模型などを好む大根人のブログ

東京メトロ銀座線で昭和を感じてみる

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1927年に開業した東京地下鉄道。日本初の地下鉄として開業した現銀座線は手軽に昭和を楽しめる路線・・・だったのですが最近は東京オリンピック開業に伴う整備によって痕跡がわからなくなってしまう駅ばかりになってしまいました。ですが営団フォントと呼ばれる昔っぽい文字やいかにも昭和な感じを匂わせる駅はまだまだあると思います。

上の写真は浅草駅近くの営団フォント。下の写真は銀座線のロゴマークです。ロゴマークにアルファベットがない物も少なくなってきました。まだ銀座線は多い気がしますが・・・。

 

銀座線②.jpg 銀座線③.jpg

浅草駅6番出口付近にはこの様な昭和感溢れる商店街が現役です。飲食店や雑貨店などがあり、昭和を感じられるスポットとしては意外と知られていないでしょうか?昔神田駅に須田町ストアがありましたが今は整備されて何もないただの綺麗な通路ですからねぇ・・・。

ですが神田駅のホームには開業当時の柱を残して整備するなど何処に行っても同じデザインを上手く回避していると思います。この様な整備方法は色々な場所で普及して欲しいものです。

 

銀座線④.jpg

どうやらこの通りは「レトロ通り」と言うみたいですね。開通50年とありますが・・・これは何時から50年なんでしょうか?浅草駅開業なら1927年からなので1977年なのですがそれだと東京メトロになっていないのですよね。まぁ東京メトロの部分だけシールで貼ったなんてこともあるので一概にあーだこーだ言えませんが。

 

銀座線⑤.jpg

出口はこんな感じ。商店街に出ます。入口の昭和感が凄い!未だ現役な訳ですが整備される気配もなし。昔の地下鉄の駅は何処もこんな感じだったのですかねぇ。

 

銀座線⑪.JPG

浅草駅付近で見つけた「神」の旧字体。この建物は登録有形文化財に指定されているだけでなく、台東区のまちかど賞も受賞しています。昭和感が凄いですね!!!

さて銀座線浅草駅は現在はないのですが雷門ビルと言う建物がありました。現在の1番出口付近にあったらしく解体されてしまった今では見ることが出来ません。地下鉄食堂がそこにありかなり有名な店だったようですね。また地下鉄ストアと言う駅チカみたいな物が上野駅と神田駅に存在しそちらも話題になりました。前述した神田駅の須田町ストアはその地下鉄ストアだった訳ですね。どちらも現在はありません。

 

銀座線⑦.JPG

ただ須田町ストアは2011年にはすべてのお店が閉店してしまっていた様で数年間は店の痕跡が残る何もない通りになっていたことになります。写真は2013年撮影。今はかなり整備され綺麗になりましたがここに須田町ストアがあった痕跡を残す物があるらしくこう言った歴史を大切にする整備は本当に広まって欲しいと思います。

 

銀座線⑨.JPG

百貨店の中にあった銀座線渋谷駅も変わりましたね。あの変な構造の渋谷駅は最初に行った時は驚きましたが銀座線の駅大体2面2線の対向式ホームで線路の下を通って反対側のホームに行く構造が殆どでしたね。

東急百貨店東横店も2020年3月31日で完全閉店。クジラの体内の様な新たな渋谷駅は未だに訪れていませんがそろそろ見てみたいものですね。

ちなみに上の写真は2015年撮影。

 

銀座線⑩.JPG

東京メトロ東西線葛西駅付近にある地下鉄博物館には日本初の地下鉄車両1001号車が保存・展示されています。現在は車内に入ることは出来ませんが当時の広告や改札機なども保存・展示されているので一見の価値はあります。入場料も220円とお安い!お土産屋のグッズも豊富!リアルな運転シュミレーターもあるのでお勧め。・・・ですが2020年2月29日から暫く臨時休業とのこと(2022年8月現在は営業を行っています)

 

廃駅、廃ホームなど様々な歴史的要素が残る東京メトロ銀座線。かつて東急の息がかかっていたことがあり、それを元ネタにした銀座線を鎌倉まで走らせるマップをA列車3D記事で書きましたが・・・計画自体にも実現しなかった廃計画がゴロゴロある訳ですね。また日本初の地下鉄とあって実は何もない場所はこうだった見たいなことが非常に多い気もします。都心に残る昭和を満喫したいのなら先ずは銀座線から探すのが一番ではないでしょうか?

 

それでは!

 

 

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