先日発売されたはじまるA列車のsteam版。今なら期間限定で10%オフとお買い得(2021年12月15日12時現在、10%オフのセールは終了)。1日プレイしてみましたが、密かに改善された項目もあり嬉しい限り。
ですが操作性にはちょっとクエスチョンマークが並ぶ物もあり、今後のswitch版アプデでどう差が埋まり、それぞれの個性がはっきりするのか注目しています。そんなはじまるA列車steam版の良い点と悪い点をそれぞれ書いてみたので、先ずは良い点から見ていきましょう。
※画像の一部の左側に数字が出ていますが、これは「ロイロ ゲームレコーダー」による物です。Steam版はじまるA列車の機能ではありません。
※2024年1月に一部誤記を修正しました
先ずswitch版では味わえないなと思ったのはグラフィック。私はグラボがないメモリ16GBのPCを使用していますが問題なく動きます。ですがロイロゲームレコーダーで前面展望を録画すると発展した街中では若干カクつきますが。
当然と言えば当然ではありますが全体的にswitch版よりグラフィックは良く、今まで見えなかった建物の表記も見える様になっています。ゲーミングPCを所持している方なら間違いなくsteam版を購入するのが良いでしょう。
夕暮れの個人飲食店とスーパー1。自販機の光り方も良い。スーパーにある自販機ちょっと前の時代に建設してもこのままなのかな・・・?と今更思いました。
またswitch版では島式ホームの高架駅に発車標を設置すると、柱と合体する仕様がありました。steam版では改善され、グラフィックの良さもあってか実物の様に見えます。
駅の売店は特に変化がないと思うのですが、なんかswitch版よりリアルになった気がします。 switch版でも今後アプデが予定されていますが、こう言った細かな点も修正されるのか注目したいですね。
今のところsteam版で一番驚いた要素は新たに追加された競馬場。毎日10時頃から15時頃まで実況と歓声の声が響き、レースが盛り上がる演出まで用意されています。構内も作り込みが凄まじく某娘の影響かな?と思いました。そして大きさが凄い!でかい!上2枚目の画像を見てもらえればわかると思いますが・・・ショッピングモールが小さく思えるレベルでデカいです。マジヤバくね。
これはシナリオマップでは中々建設出来る場所はなさそうです。だからコンスト限定なのかな?
洗車機も良い味を出しています(中継信号機はまだ未使用です)。上のスクショでは3両の信号場に再現した5両編成の秩父鉄道1000系を配置。洗車中みたいに見えますし存在感が良い感じ。
車両自体も良くなったグラフィックの恩恵を受けており、まるで実車の様に見えることもありました。その影響でゲーミングPCがもっとほしくなりました・・・。
さてここからはちょっと改善して欲しいと思った点(悪い点)です。 先ずは操作性。私は基本ゲームパッドを使用していますが、改めてこのゲームのボタン配置の複雑さを感じました。
先ずswitch版ではメニューを開く時はB、決定はAボタンですよね。ですがゲームパッドだと自由にボタンは入れ替えられるとは言え、たまにどれがどうだかわからなくなってしまうのです。例えば子会社を建設する時
②Bで子会社アイコン選択(キャンセルはA)
③子会社を選ぶまで全部B(キャンセルはA)
④Aで建設場所を選ぶ(キャンセルはB。場所を選んだ後はAを押してB)
⑤回転と建設はそれぞれのタブでB
これが一通りの流れです。④で決定とキャンセルが同じボタンに存在しています。ここがすっっっごく誤操作するんですよ。④だけキャンセルのボタンが変わってしまうのは何故何でしょうか(switch版ともボタンの配置が違う)?最初ゲームパッドの問題かと設定を見直しましたが・・・現在もよくミスをします。
またマップ移動とメニュー欄の移動のボタンも違うので慣れるまでかなり時間がかかりそうです。もしこの問題がユーザー側で改善するのなら、教えて頂けると嬉しいです。
上記のこともあってマウスも使おうと思ったんです。そうしたら線路の敷設や車両配置は長押しをしなければならず、APCの様に進まないんですよね。
ここが一番困るポイント。恐らくswitchのタッチ操作を流用してでの仕様だと思うのですが、ここは前作APC同様にして欲しかったです。個人的にこれはやり辛い。もし改善があるのなら、先ほど述べたボタンも改善して欲しいですね。
※2022年1月5日追記:2021年12月25日のsteam版アップデートにより、一部操作性が改善されました。マウスでの線路の敷設はかなりしやすくなりました!
後はswitch版との互換がないことです。マップは駄目でも車両だけでもどうにかならないのか?ともう20回ぐらいは思ってます。
正直switch版で作った車両をまたsteam版で作ろうとは思っていません。現時点での出来が完成形の車両もありますし、作り方を忘れてしまった車両もいるので・・・。今後のアプデで車両だけでも互換が出来ればめっちゃ嬉しいのですが・・・。これは本当にお願いしたいです。
前作でも配布マップで3DかPCかでそこにあるのにダウンロード出来ない現象がありましたし、それがまた今作でも再発するのは個人的に大きなマイナスポイントです。
良い点と悪い点がわかったので、ここで個人的な総評を纏めておきます。
・グラフィックの良さ。PCに高性能なグラボがなくても快適にプレイ出来る。
・今まで見えなかった表記が見える様になった
・高架駅島式ホームの発車標など一部で改善点あり
・新たな建物や施設に新シナリオが追加
・エラー落ちがない(PCの性能などによるが)
・操作性の悪さ(特にマウス:アップデートで一部改善)
・switch版と互換がなく、車両を1から作成しなければならない
最後に良し悪し関係なく、プランの列車開発に関して触れます。先ずこちらの操作性ですが、ゲームパッドがあればswitchでの操作とほぼ変わりはありません。こちらは特に問題がない様に思えました。寧ろ画面が大きいからかswitch版より作業しやすいとも思えました。
完全に慣れればこちらでも色々再現車両を作りたいですが、暫くsteam版ではオリジナル車両をメインにしようかなと思っています。マウスのみでの操作だとやや作業し辛いかもしれません。
※2021年12月11日追記:プラン「列車開発」のステッカー上限はswitch版と同様の「200」でした。
ゲーミングPCなどの性能が良いPCでプレイすると「高品質テクスチャ」をONに出来ます。ですが、これをONにすると開発した列車のステッカーがズレて描写される現象を確認しています。
また「高品質テクスチャ」をOFFの時に作った車両が、ONになった場合にステッカーがズレるだけでなく、ONの時に作った車両がOFFになった場合にステッカーがズレる現象も確認しています。
2022年7月15日現在もこの現象は解消されていませんので、ご注意ください。
今回はここまでです。これと言った不具合も見つからず一安心。switch版のスタートがもう遠い昔のことの様に思えます。もしまだはじまるA列車をやったことがなく、PCのスペックもそこそこ良いよ!と言う方がいるのなら、私はPC版をお勧めします。
なお前述通りswitch版にはPC版と仕様がほぼ同じになると言うアプデが予定されていました。ですがそのアップデートでは車両の保有数の増加や、洗車機の追加などは行われていません。微妙にSwitch版とSteam版で機能に差異が出来ていますので、ご注意ください(なおスマートフォン向けのMOBILE版はsteam版の仕様となっています)。
最後にこの記事は2022年7月15日現在の情報を元に作成しています。今後のアップデートなどで情報に差異が発生する可能性もあります。ご了承ください。
それでは!
2021年12月9日時点での最新動画です。はじまるA列車のsteam版が発売されたので早速コンストで街を開発し、敷設した鉄道路線の前面展望を撮ってみました!
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