今回は鉄道車両の車番などで使用される数字に着眼した記事です。はじまる・ひろがるA列車で再現車両を作る際に悩む箇所に数字があります。「1」なのか「1」なのかなどで迷うことが殆どではありますが、そう言った悩みを少しでもなくすことも兼ねて今回この記事を書くことにしました。
なお私は見ただけでフォントの名前がわかる力を持っていないので、フォントの違いがわかりやすい数字の「1」に注目して話を進めます。
まずは各鉄道会社の車番を見てみましょう。と言っても5社しか出てきませんが。
先ずはJR東日本から。
185系
189系
E231系
国鉄形は文字が切抜きであろうとなかろうと同じ物を使用している模様。しかしE231系など新系列車両は国鉄形と異なるフォントを使用しています。「1」に着眼してみると違いがわかりやすいですね。
次は東京メトロ。
6000系
こちらはJR東日本とは違ってやや独特なフォントに見えます(マジで見ただけでフォントの名前がわかる力が欲しい…)。「6」の丸部分が四角形の様になっているのは東京メトロでしか見たことがないが他社でも使用しているのでしょうか?
次は西武鉄道。
旧2000系
001系
新101系・旧2000系などの切抜き文字を使用した車両は東京メトロの様に「1」がローマ字の「I」の様になっています。また切抜き文字ではありませんが西武6000系(6050含む)も「1」の表記が「I」でした。
しかし10000系以降はフォントが変更されており、001系でも10000系以降と同じく「1」の表記でしたが他の車両とはどうもフォントが違う気がします。
次は名古屋鉄道。
100系
名鉄は昔からこのフォントなので模型でも色々流用出来て助かります()
鶴舞線3000形もこのフォントを使用していましたが、3050形からはフォントが変更されている様です。
最後は京阪電鉄。
13000系
2600系も6000系も13000系も全て同じフォントを使用している様に見えました。「1」はJR東日本と同じ形状。
ここまで会社によって違いがわかりましたが、色々見ている内にあることに気が付きました。
タイトルにある通り必ずしも車番とそれ以外の表記のフォントが統一されているとは限らない様です。
例えばJR東日本のE217系は編成表記・列番の「1」が同じ表記ですが…
E231系1000番台では編成表記と列番の「1」に差異が見られます。両車側面の車番は上で出したサロE231の写真と同じフォントなので、このE231系の列番だけ表記が異なることになります。
また中原電車区の205系では編成表記・列番・側面の車番全ての「1」の表記が異なっています。普段何気なく見ている車番などの表記ではありますが、この様な差異があったとは!
東急大井町線でも3種類の「1」を見ることが出来ました。と言っても6000系と9000系が並ぶなど2編成の車両が必要になるのですが。
何故この様にそれぞれの箇所でフォントを変えているんでしょうかね?理由があると思うのですが謎です。
以上5社の鉄道車両で使われる数字を見比べただけでも様々な差異を発見出来ました。
短いですが今回はここまでです。こう言った小ネタ的な要素はX(Twitter)向けだと思うのですが、2014年以前の写真が見れなくなったと言うポスト(ツイート)を見てブログに書きました。
こう言った細かい差異を見つけると「沼」を感じます。既に「文字鉄」と言ったジャンルがある訳ですが、鉄道車両だけ見ても車番などでここまで差がある訳です。凄過ぎ。これを沼と言わずして何と言うのか?
はじまる・ひろがるA列車で再現車両を作る以上そう言った細かい要素もしっかり再現したいですが、資料集めだけでかなり時間がかかりそうです(HP消費量も凄そう)。
またこの様な沼を感じるニッチな要素があったら記事を書こうかなと思います。
それでわ!
YoutubeでA列車で行こう3D/PCの解説動画、はじまる・ひろがるA列車のダイヤ解説動画などを投稿しています!良かったらチャンネル登録お願いします!